M.M 妖精が悪戯してくる件


<短いながらもHシーンは結構拘ってます。後はミニゲームで2回死んだのが地味に心残り。>

 この「妖精が悪戯してくる件」は、同人サークルである「Chivalry」で制作された短編RPGです。Chivalryさんの作品は過去に「狐灯夜伽話」や「金魚鉢夢想」をプレイしたことがあり、どちらの作品もヒロインの魅力に溢れていてキャラクターに愛着をもてる内容であった事が記憶に残っております。今回レビューしている「妖精が悪戯してくる件」は上記の2タイトルとは違い短編RPGです。RPGとは言っても敵と戦ってレベルを上げるとかではなく、マップを歩いて人と会話したりアイテムを探したりミニゲームをしたりといった感じです。本当に気軽にできる内容でちょっとした暇つぶしに最適と思いました。

 シナリオですが、もうタイトルの通りで突然目の前に現れた妖精に悪戯されて様々なシチュエーションのHシーンを楽しむだけです。まずは冒頭いきなりスライムになりますからね。いきなりぶっ飛んでます。ですがぶっ飛んでいるのは主人公だけではなく彼女もそうだったみたいで、そんな人間離れしてしまった主人公に対して逃げることなく愛してくれます。そしてスライムになって愛すると言ったら、もう何も考えずに愉しむしかありませんね。ちなみにスライムだけではなく馬になったり自分が小人になったりと普通のHシーンがありません。それでも愛してくれる彼女、そしてそれを見守る妖精、まあ頭を空っぽにしてプレイするのが一番ですね。

 ちなみにゲームを進めるとミニゲームが遊べるようになるのですが、これも実にシンプルなものでした。難易度は全部で3段階あって、落ち着いてやれば全部一発でクリア出来るかも知れません。まあ、私は何故か最高難易度は一発でクリアしたのに中難易度で2回も死んでしまいましたけどね!ちなみにミニゲームはプレイしなくてもクリア出来ます。ですがミニゲームをプレイするとお金が手に入るようになり、それによって手に入れられるアイテムなども変わってちょっとEDが変化するみたいです。折角短いRPGですので全てのEDを見ても良いと思いました。

 プレイ時間は私で30分位でした。ちなみにこの作品は声ありと声なしが選べるのですが、声ありといってもセリフを読んでくれるだけではありません。どちらかと言えばBGMみたいな感覚で喘ぎ声がHシーン中で再生されます。雰囲気を楽しむための声という感じですね。BGMと言えば、地味にCG集でのBGMが好きだったりします。なんであんなに壮大な雰囲気なんだろうって思わず驚いてしまいました。とまあこんな感じです。ネタバレも特にありません。最後ちょっといい話的に終わるのが小憎らしいですね。そんな所もChivalryさんの作品らしくて良いと思いました。ありがとうございました。


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現在ネタバレのレビューはありません。見たい方も見たくない方も避難して下さい。

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